小学校で百人一首

小学校3年生の国語の教科書に小倉百人一首が掲載されるという噂を聞いていましたが…全部ではないんですね。

全日本かるた協会のHPに,百人一首自動読上げ機「ありあけ」を販売している会社のHPに読み上げページがオープンしたと案内がありました(^^)
http://www.karuta.or.jp/topic/20120707.html


その読み上げページによれば,以下26首とのこと
http://www.moubic.com/sample/26.html



1.人はいさ心も知らず古里は 花ぞ昔の香ににほひける
2.いにしへの奈良の都の八重桜 今日九重に匂ひぬるかな
3.花の色は移りにけりないたづらに 我が身世にふるながめせしまに
4.春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山
5.夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ
6.秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ 我が衣手は露にぬれつつ
7.秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ
8.白露に風の吹きしく秋の野は 貫きとめぬ玉ぞ散りける
9.きりぎりすなくや霜夜のさむしろに 衣片敷き独りかも寝む
10.嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり
11.心当てに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花
12.朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪
13.夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ
14.めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな
15.天つ風雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿しばし留めむ
16.大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立
17.忍ぶれど色に出にけり我が恋は ものや思ふと人の問ふまで
18.淡路島通ふ千鳥の鳴く声に 幾代寝覚めぬ須磨の関守
19.風そよぐ楢の小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける
20.奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき
21.村雨の露もまだ干ぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮
22.住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ
23.吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ
24.寂しさに宿を立ち出でてながむれば いづくも同じ秋の夕暮
25.ほととぎす鳴きつる方を眺むれば  ただ有明の月ぞ残れる
26.瀬を早み岩にせかるる瀧川の われても末に逢むとぞ思ふ


一字決まりや,歌番号が1桁,特に有名な人の歌が多いですね〜
「しの」はあって「こひ」は無いのですね…
あっ,「ちは」も無い。


今度,小学生にかるたを教えることになったので,この26首を中心にやってみようかな♪